「お土産に買っていかれますか?」

 遅ればせながら”Neighborhood and coffee” 通称?「大人のスタバ」に初めて行った。

昔からよく行く街、しかも、ritoが高校入学してから少なくとも週3日、いや多いときは5日行っているかもしれないくらいなのに、全然その存在に気付いていなかった。


別の棟のスタバはいつでも激混みなのに、こちらは空いていて空間も余裕があってとても快適!ちょっと空調が効きすぎていたけど。


ritoがカフェラテのコーヒー豆を選ぶのに戸惑っていると、坂口健太郎似のキラキライケメンブラックエプロンさんが、とても感じよくスラスラと説明そしてアドバイスをしてくださる。


2人で2時間半強、かなり集中して勉強し、帰り際あらかじめ物色済みのスコーンを買って帰ろうと、ショーケースを覗いたら、さきほどの健太郎くんが

「お土産に買っていかれますか?」

と眩しい笑顔、そして爽やかな声で歩み寄ってきてくれる。


「お持ち帰りですかー?」

「テイクアウトでよろしいですか?」


じゃなく


「お土産に買っていかれますか?」


って、なんだかとっても新鮮なような懐かしいような。


昭和初期のちょっとお上品な家庭で、よそゆきの洋服を着て百貨店で食事をした家族が(『サザエさん』的な?『ひよっこ』みたいな?)


「あらー、これお父さんにお土産に買っていきましょうよ!」


なんて光景がふと浮かぶ。



「お土産にいかがですか?」


って、帰省土産をすすめる百貨店や空港の店員さんならいざ知らず、日常ではあまり聞かなくないですか?


これは、大人のスタバのマニュアルにあるのか、健太郎君が素敵なご家庭で育ったのか、はたまた”お土産に買っていく”という言い回しは、私が思っているよりわりと普通に使われる接客用語なのか?


と、気になってしょうがないので、また近々読みたい本を持って行ってきたいと思います。

plaisir

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