変化について
「ダグラス・アダムスの法則」
・ 人は、自分が生まれた時に既に存在したテクノロジーを、自然な世界の一部と感じる。
・15歳から35歳の間に発明されたテクノロジーは、新しくエキサイティングなものと感じられる。
・35歳以降になって発明されたテクノロジーは、自然に反するものと感じられる。
SF作家のダグラス・アダムスさんの言葉、昨年Twitterで話題になったよう。
プログラマー35歳定年説もありますね…
「ダーウィンの言葉」
この世に生き残る生き物は、最も力の強いものか。そうではない。最も頭のいいものか。そうでもない。それは、変化に対応できる生き物だ。
(生き残れるのは、強いものでも、頭がいいものでもなく変化するものだけだ。)
言い回しは色々。
小泉元首相やTEDのスピーカーさんなども引用しているけど
本当にダーウィンが言ったかどうかは微妙なようです。
メンタリストDaiGoさん
プレジデントオンラインの記事「日本人の98%に有効な「計画倒れ」防止法」
記事はこちら
「計画術」について、失敗や挫折も計算にいれた段取りをすることが重要、ということが書かれている。
記事全般も面白いが、1番気になったのが(少し視点がずれるけど)
”日本人は98%が科学的にみてネガティブで、不安要素をかかえたままでは行動しにくいらしい”
という話。
私はきっとこの記事の中では日本人の2%と言われている
”トライ&エラーを繰り返して成功に近づく「戦略的オプティミスト」タイプ”
なんだろう。
(98%は、正しい段取りで成功に近づく「防衛的ペシミスト」タイプらしい)
ここ最近だけでも
「それを行動に移せるのは普通ではないですよ。」
「そこに恐怖心を感じないのは、確かにちょっとなんか欠落してるかもね。」
「ママは変わってるから。ちょっと違う人だから。」
・・・昔からそんな感じのことをよく言われる。
最近、変化についてちょうど考えていたところで。
DaiGoさんの記事にもあったけど、どちらが正しいとか間違ってるとか、良いとか悪いとかじゃない。
たぶん起業家などは「トライ&エラー型」の「戦略的オプティミスト」が多いんだろう。
SNS上でも「戦略的オプティミスト」とおぼしき人が、「防衛的ペシミスト」に対して
「変わりましょうよ!」
と、上からアドバイスしてたりとか、ひどいと
「トライしない人の気が知れない」
と、さげすんでいたりする場面を見かけることもある。
正直なところ、私自身も
「じゃあ、なんでやってみようと思わないんだろう?」
「とりあえずやってみればいいのに。失うものなんてないのに。予想外の結果でも経験値が増えるだけ。」
「変化したくないっていうのは、太古の昔からの、ただの反射神経的な反応だよ」
などと思うこともあった。
でも、考えてみたら「防衛的ペシミスト」から見れば「戦略的オプティミスト」は”変人”とか”無謀な人”なのかもしれないし、さらには
「明らかに損得で言ったら損の方が多くない?」
「自分が必要と思った時には、ちゃんと計画立てて行動します。」
「現状に満足しているという事を、現状維持は後退とかいうけど、嫉妬心もなく、自分は自分と思っているだけ。本当に充足感があって幸せだと思っているのに、何を変えたいと思えばいいのか全く思い当たらない」
などと考えているのかもしれない。
今は「変化の時代」と言われていて、ビジネスの場面でも教育の場面でも、変わっていくものに対応することこそ重要みたいな空気を感じるけれど、最近トレーニング系(バスケ・整体・ダンスなど)をyoutuberさん達の動画で色々勉強させてもらって、それらを公開するまでに積み上げた膨大な時間や努力を想像し、その恩恵にあずかることができる素晴らしさを感じるにつけ、1つの事を変わらず地道にコツコツやり続けることって、本当に凄いし素晴らしいことだなぁと思う。
結局どちらも大事で必要なんだろう。
変化を恐れないことも、好きなことを積み重ねて深めていくことも。
でもまぁ、私は、変化し続けたいと思っているわけじゃないけど、知らないことは知りたい、出来ないことは出来るようになりたい、新しいものは試したい、と思ってつい動いてしまうのは確か。
またどうでもいいオチを付け加えるけど
これまでの「トライ&エラー」で、1番ダメージを感じた「エラー」は
グアムで初めて食べたマヒマヒ
あれはとても後悔しました。
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